先輩メッセージ

先輩メッセージ人の数だけ
ストーリーがある

トップページ > 先輩メッセージ一覧 > 先輩メッセージ > 自分が患者や家族だったらどうしてほしいかと常に考える

自分が患者や家族だったらどうしてほしいかと常に考える

看護師を目指したきっかけはどのようなものですか。

高校時代、野球部の練習中に怪我をして病院に搬送された時、対応してくれた看護師が男性でした。その方がとてもかっこよく見えて、同じ看護師を目指しました。
男性看護師はまだ少数ですが、体位変換や移乗などの場面では必要とされることが多いです。また、女性の患者さんは時々「女性看護師に担当してほしい」とおっしゃることもありますが、それと同じくらい「男性看護師に担当してほしい」と言われる場面もたくさんあります。男女差を大きく感じる場面はさほどない現在です。

この病院を選んだ理由を教えてください。

知人が多く、自宅から通いやすいというように、働きやすい環境が整っていたのが一番の理由でした。とはいえ奈良県の中核病院であり、特定機能病院として高度な医療を提供している病院であったため、入職時はとても不安でした。しかし、いろいろな部署で先輩方が気にかけてくれ、教育的な面だけではなく精神的なフォローもしてくれる環境があり、良い雰囲気の中で働くことができています。

看護をする上で大切にしていることのはどんなことでしょうか。

自分が患者さんやその家族だったらどうしてほしいか、と常に考えることが大切だと思っています。また、医療は医療者と患者さん・ご家族が一体となって進めていくもので、看護師には医療者と患者さん・ご家族の橋渡しをする役割もあります。そのためにも、患者さんの意志や家族の思いなどを傾聴し、多職種と共有することを大切にしています。

看護学生の方々にメッセージをお願いします。

最初の1年は覚えることが多くとても大変ですが、支えもたくさんあります。私は今後、当院で特定行為研修を受講し、看護師としてのレベルアップを図りたいと思っています。新人の方も一緒に頑張りましょう。