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いつも、そのときできる「最大」の看護をする

この病院を選んだ理由、決め手は何ですか?

大学病院であり、奈良県の医療の中核であったこと、卒後教育が充実していることが決め手になりました。
期待通り教育面は充実しており、働きながら研鑽できる環境も整っていて、とても良かったと思います。

現場の教育体制で、特に良いと思う点はどんなところですか。

人にはそれぞれ得意・不得意、学び方の違いがあります。個々の特性を生かせるよう、
教育する側がこまめにコミュニケーションをとる体制があるのが良い点と思います。

今現在、看護をする上で大切にしていることはどんなことですか。

まずは『日々、後悔しない看護をすること』。また、医療の現場は私たちにとって日常でも、
患者さんにとっては非日常ということを肝に銘じ、自分たちの「当たり前」に染まらないよう意識しています。
看護師を続けていけばそれなりに知識や経験は増えますが、それでも私は常に未熟であり、学習者であると思っています。
ですからいつも、その時の自分の「最大」を提供することが、患者さんにとって「最善」のケアになると信じています。
もっと何か出来たのではないか、後々後悔しないか、と常に自問自答し、振り返ることが、より良い看護につながると思っています。

今、新卒の頃を振り返っていかがですか。看護学生へのメッセージも含めてお願いします。

新卒のときは日々の看護に追われ、その先の自分というものはまったく考えられていなかったと思います。
ただ私には、常に目標となる先輩がいました。その背中を見ながら看護と向き合ってきた結果が、今の状況だと思います。
看護師の仕事はどこまでやったら終わり、という仕事ではありません。
働いている限り勉強は続き、つらい場面に遭遇することも多々あります。
それでも私が看護師を続けてこれたのは周りの支えがあったから。
看護学生の方とも支え合い、一緒に最高の看護を提供していきたいと望んでいます。