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自分が新人だったときの気持ちを思い出し、後輩たちに寄り添う

プリセプター制度の「サポーター」とは、具体的にはどんな存在なのか教えてください。

新人(プリセプティ)と最も身近な先輩であるプリセプターはバディのようなものです。サポーターは、そのバディを支え、協力してプリセプティを導く存在です。
サポーターを担うのはプリセプター経験者です。プリセプターが主に精神的なフォローをする存在とすると、サポーターが主に担当するのは技術面のフォローです。

後輩を指導するにあたり、留意していることはどんなことでしょうか。

自分自身が新人だったときの気持ちを振り返り、新人に寄り添い、理解しようとする姿勢を大切にしています。また、自身のサポーターをしてくださった先輩を思い出し、印象に残っている指導方法や声かけを自分もできるようにと心掛けています。

新人やプリセプターの成長を実感したエピソードはありますか。

私の所属は小児センターです。ここは幅広い疾患・治療に対応することが特徴で、新人でも人工呼吸器など生命維持装置を付けた患者さんを担当する場合があります。当然、最初は緊張や不安が強い様子でしたが、1年が過ぎた現在は、安心して任せられるようになりました。なお、特殊な治療や医療機器の取り扱いの際はマンツーマンでの指導期間を長く設け、新人看護師でも対応できるよう指導体制を整えています。

今後の目標や目指す姿を教えてください。

今まで小児看護にかかわってきて、楽しい場面やつらい場面をたくさん経験してきました。今までの学びを、これから関わる患者さんや家族にフィードバックしていける看護師でありたいです。小児領域はまだまだ初めての疾患や治療も多いので、これからも学習を重ねて、自分の糧にしていきたいと思っています。