助産師の仕事

当院には多くの助産師やアドバンス助産師が所属。ローリスク分娩では主体となって助産を実践するほか、ハイリスク分娩では医師と協働して幅広い症例を学び、母子の安全を第一に考えた質の高い助産ケアを提供しています。

周産期部門

助産師と医師が協働して幅広いケアや医療を提供

当院は総合周産期母子医療センターを有し奈良県の周産期医療向上に貢献しています。また大学附属病院内に助産師主体でローリスク妊産婦のケアを行うメディカルバースセンター(院内助産)を設置しています。

母体部門

  • MFICU 6床
  • 産科 30床

新生児部門

  • NICU 21床
  • GCU 30床(稼働24床)

マタニティー相談室

臨床経験3年以上の助産師が担当します。医師の健診後、妊婦の健康相談・保健指導を行います。

センター

  • 病室8床(個室)
  • 分娩室2室(畳コーナー有り)

助産外来

メディカルバースセンターでの分娩予定の方の妊婦健康診査と保健相談を実施します。妊婦健康診査は医師と助産師が交互に実施しています。

助産師の教育について

病院内看護教育プログラムは助産師も受講していただきます。

入職1年目 入職〜7月 8月〜
  • 指導を受けながら妊産褥婦・新生児ケアの実際を学ぶ
  • 小集団指導の実施
  • 指導を受けながらチーム内で妊産褥婦を受け持ち、助産計画の立案・ケアの実施
  • 指導を受けながら分娩介助
  • 夜勤業務開始
2年目
  • 指導を受けながらMFICUで受け持ち・ケアの実施
  • 分娩室での複数産婦の管理
  • 両親学級の運営
3年目
  • 新生児の一か月検診(診察介助・保健指導)
  • 分娩室夜勤業務
4年目
  • マタニティ相談室(産科外来通院の正常妊婦・ハイリスク妊婦の保健指導)
  • 授乳ケア外来
助産師ラダーⅡ
認定後
  • メディカルバースセンターでのケアの実施

ALL JAPAN活用助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)に沿って企画します。

総合周産期母子医療センター

医師とともに、地域の中核としてあらゆるハイリスク分娩を担います!

最新の設備・技術で医師と助産師が協働してハイリスクの妊産婦のケアを担います。24時間一定の質を保った医療・看護が提供できる環境を整えています。母体・胎児集中治療部門(MFICU)と新生児集中治療部門(NICU)は常に連携しながら奈良県のハイリスク周産期医療に大きく貢献しています。

メディカルバースセンター(院内助産)「結愛」

正常経過のお産において、母子やご家族に寄り添うケアを提供

妊娠期から産褥期まで助産師が主体となって、リスクがない、またはローリスクの妊産婦のケアを担います。妊娠期から助産師が関わり、より正常な分娩となるように援助していきます。分娩時は助産師が寄り添い、家族も一緒に誕生の瞬間に立ち会います。医師の立ち会いはありません。しかし大学附属病院内の施設のため常に医師との連携を図っています。

助産のエキスパートである「アドバンス助産師」が多数所属

アドバンス助産師とは?

助産関連団体が定める全国共通の助産実践能力習熟段階“CLoCMiP”において、日本助産評価機構が、最高のレベルⅢを認証した助産師のこと。自律した助産実践ができ、より質の高いケアを提供します。

先輩メッセージ

Message10 平成26年入職 総合周産期母子医療センターMFICU(母体・胎児集中治療部門)

お産を笑顔で迎えられるケアを提供したいです。

妊産褥婦の状況に応じた保健指導や精神的フォロー、スムーズな分娩進行のためのケア、育児指導などをしています。やりがいを感じるのは赤ちゃん誕生の瞬間。毎回感動しています。経験豊富な先輩から多くのアドバイスを受けられ、成長できる職場です。

Message11 平成27年入職 総合周産期母子医療センターMFICU(母体・胎児集中治療部門)

命の誕生に立ち会える素晴らしい仕事です。

日々の業務では、妊産褥婦に寄り添うことを心がけています。母子ともに安全にお産を終え、少しでも育児の自信をつけて退院していただくのが目標です。大学病院ならではのハイリスク分娩についても勉強しながら、質の高い助産師を目指します。

Message12 平成22年入職 メディカルバースセンター

助産師としての力を発揮できる環境です。

当院のメディカルバースセンターでは、ローリスクである正常経過の分娩の院内助産を行っています。特徴は、産前から産後まで、助産師が主体となってケアを進めるところ。医師からの情報を取り入れながら、自ら知識や技術を実践できるので、助産師としてのやりがいや満足感が大きいですよ。また、母親とは妊娠期の段階からどのようなお産を迎えたいかなどを話し合いながら関わっていくので、強い信頼関係が築けます。さらに当院には多くのアドバンス助産師が所属しているため、質の高い助産ケアを提供できるのもポイント。これからも助産師という生命の喜びを伝える仕事に誇りをもって、自ら活躍し続けながら、後輩の育成にも力を入れていきたいです。

Message13 平成9年入職 メディカルバースセンター

ハイリスク症例もケアできる自律した助産師を増やしたい。

現在はアドバンス助産師としてチームの中心となり、スタッフと協力して妊産褥婦や新生児へのケアを進めています。センターやアドバンス助産師の制度はまだ新しく、より良いものにできるよう医師と連携して環境づくりもしています。そして、当院の魅力の一つが充実した教育体制。幅広い症例について学べるほか、研修を受け、自身の能力を確認しながら現場に臨めるので安心です。私も育児後、当院に復職した際、研修を受けてブランクに対する不安を解消できました。新卒者はもちろん潜在助産師の方も、働きやすい環境です。ぜひ一緒に活躍しましょう。